りぃぬくんの性別は?公表理由と手術の真相・現在までの葛藤を徹底解説
大人気エンタメユニット「すとぷり(すとろべりーぷりんす)」の赤色担当として、歌唱や生配信、声優活動などマルチな才能を発揮し続ける莉犬(りぃぬ)くん。少年のような透き通るハイトーンボイスとリスナーへ真っ直ぐ届く表現力で絶大な支持を集める一方、ネット上では「性別は女性なの?男性なの?」「噂の真相はどうなっているのか」といった疑問が絶えません。
莉犬くんは過去に、自らが「性同一性障害(トランスジェンダー)」であることを勇気を持って公表しています。なぜ彼は活動者としてのリスクを背負いながらカミングアウトに踏み切ったのか。胸の手術や声優活動との間で揺れ動いた苦悩、そして2026年現在の活動スタンスに至るまで、公式の手記や発信データをもとにその全貌を解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:身体の性別は女性として生まれたものの、心の性別は男性である「性同一性障害(FTM)」であることを本人が公式に公表済み。
- 要点2:ファンに嘘をつき続けたくないという強い誠意から2017年に告白し、後に胸の切除手術を受けたことも明かしている。
- 要点3:歌声や声優としての表現を守るため男性ホルモン治療には慎重な選択をし、ジェンダーの枠を超えた唯一無二の表現者として確立されている。
【真相】りぃぬくんの性別は女性?男性?公式告白の全貌
検索窓に「りぃぬくん 性別」と打ち込む多くのリスナーが最も気にかけている結論からお伝えします。莉犬くんの「身体の性別は女性、心の性別は男性」です。医療機関において正式に性同一性障害(GID)の診断を受けており、いわゆるトランスジェンダー(FTM:Female to Male)であることを明確にしています。
普段の愛らしいビジュアルや高く澄んだ歌声から「女性が男装して活動しているのではないか」「キャラクターとしての設定ではないか」と推測する声も一部にありました。しかし、彼が発信しているアイデンティティは作られた演出ではなく、生きてきた人生そのものに根ざした真実です。
公表以前は「リスナーを騙しているのではないか」「いつか嘘が暴かれてすべてを失うのではないか」という耐えがたい恐怖と背中合わせの日々を過ごしていました。身体の成長とともに生じる違和感や嫌悪感に押しつぶされそうになりながらも、彼は活動者としてファンに真摯に向き合う道を選び取ったのです。

【葛藤の軌跡】なぜカミングアウトを決断したのか?公表に至る背景
莉犬くんが性別に関する真実を打ち明けたのは、2017年9月2日のことでした。自身の公式SNS(現X)に長文の書面を投稿し、YouTubeにも心情を語った動画を公開。当時まだ活動の黎明期にあった「すとぷり」の人気が急上昇していたタイミングでの決断は、ネットエンタメ界に大きな衝撃を与えました。
彼がリスクを冒してまで公表を決断した最大の動機は、「愛してくれるリスナーに対して絶対に嘘をつきたくない」という一途な誠意でした。自著『莉犬めもりー』や過去のインタビューでも触れられている通り、莉犬くんの生い立ちは決して平坦なものではありませんでした。家庭内での不和や軋轢、学生時代に押し付けられた「女の子らしさ」への激しい拒絶感、そして不登校や自傷行為にまで追い詰められた暗黒期が存在します。
「自分は何者なのか」「なぜ普通に生きられないのか」という絶望の淵で出会ったのが、ネットでの声の活動でした。ネットの世界では、性別や容姿のレッテルを剥がされ、自分の「声」と「心」だけで人と繋がることができたのです。だからこそ、自分の居場所を作ってくれたファンに対して、性別を偽ったまま活動を続けることに限界を感じていました。
「嫌われるかもしれない」「活動が終わってしまうかもしれない」。そうした恐怖を振り払い、「たとえ拒絶されても、ありのままの莉犬として生きていきたい」という覚悟を持って放たれたのが、あの2017年の告白でした。
胸の手術とホルモン治療のリアル|声優活動と「声」を守るための選択
トランスジェンダー男性(FTM)が男性としての身体に近づけるプロセスには、主に「胸の切除手術(乳腺摘出手術)」と「男性ホルモン投与治療」の2つのステップが存在します。莉犬くんはこの身体的治療に関しても、自身のYouTubeやSNSで段階的にファンへ報告を行ってきました。
2021年には、胸の切除手術を無事に終えたことを報告。身体の女性的な膨らみに対して抱き続けていた強い身体違和から解放され、より自分らしく前を向いて息ができるようになった喜びを言葉にしています。この手術によって、ライブステージや日常のフィジカルな負担が大幅に軽減されたことは間違いありません。
一方で、非常に深い葛藤と専門的な判断を要したのが「ホルモン治療」です。男性ホルモンを投与すると声帯が肥厚し、声が低くなります。一般的なFTMにとっては男性らしい体つきや声を手に入れる喜ばしい変化ですが、莉犬くんにとっては「命そのものである歌声や声優としての表現力を失うリスク」を意味していました。
| 項目 | 詳細・事実データ | 一般的なFTMの選択基準 | 編集部の見解・分析 |
|---|---|---|---|
| 性自認と診断 | 心の性別は男性(性同一性障害の診断書を取得済み) | 精神科医2名以上の診断に基づく判定 | 公表の段階で医療機関のプロセスを正式に経ている確かな事実 |
| 胸の手術 | 乳腺摘出手術を実施・完了(2021年公表) | 費用相場は約80万〜150万円、身体違和解消の第一歩 | ステージ上でのパフォーマンス向上と自己肯定感の獲得に直結 |
| ホルモン治療 | 声帯への影響・表現力維持を最優先し慎重にコントロール | 定期的なテストステロン投与で男性化を促進 | 活動者・声優としての「表現者としての命」を守るプロの英断 |
| 戸籍上の扱い | 公式には詳細非公表(法的手続きの要件動向を注視) | 特例法の生殖腺除去要件に関する最高裁違憲判断など法改正進行中 | 制度上の縛りに関わらず、実生活・活動上は男性として確立 |
喉の構造が変わってしまえば、今まで歌えていた高音域が出なくなり、声優として演じてきたキャラクターの声も出せなくなる可能性があります。莉犬くんは「自分の理想の男性の身体」と「ファンに届ける歌声」を天秤にかけ、最終的に「声を届ける自分であり続けること」を最優先に選びました。この選択の重みこそが、彼の表現者としての覚悟を物語っています。

一般に知られていない盲点とネットの誤解|本名や声優活動を巡る噂
莉犬くんの性別を巡っては、ネット上でいくつかの典型的な誤解や都市伝説が語られがちです。ここでは編集部が収集した事実関係に基づき、代表的な噂の真偽を検証します。
誤解1:「本名が女性名だからバレた」という噂
莉犬くんの本名は公式には一切公開されていません。ネット掲示板などで卒アルや卒業名簿とされる真偽不明の情報が出回ったことがありますが、公式からの裏付けは存在しません。莉犬くんが性別を公表したのはネットの流出によって追い詰められたからではなく、完全に自発的な意志とファンへの誠意によるものです。「身バレして仕方なく公表した」という見方は明らかな事実誤認です。
誤解2:「女性声優名義で活動しているから女性」という短絡的な見方
莉犬くんは声優として「こいぬ」という名義でも活動しており、アニメ映画『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』や『いつだって僕らの恋は10センチだった。』で芹沢春輝の幼少期役などを演じてきました。
声優業界において、少年の幼少期を女性声優やハイトーンを出せる声優が演じることは極めて一般的です。莉犬くんの天賦の才である中性的で表情豊かな地声を活かした仕事であり、声優活動の実績をもって「女性として生きている証拠だ」と結論付けるのは、表現の世界の成り立ちを無視した誤った解釈と言えます。
【実態検証】性別発表時のネットの反応とファンの受け止め方
2017年のカミングアウト当時、SNS上ではどのような反応が起きていたのでしょうか。当時、一部のアンチや事情を知らないユーザーからの心ない野次がゼロだったわけではありません。しかし、それを何万倍も上回る熱量で広がったのは「圧倒的な肯定と称賛」でした。
「莉犬くんが莉犬くんでいてくれるなら、性別なんて関係なくずっと応援する」「勇気を出して話してくれてありがとう」「自分のセクシャリティに悩んでいたけれど、莉犬くんの姿に救われた」といった温かいメッセージが殺到。カミングアウトのポストには数万件以上の「いいね」とリポストがつき、トレンドを席巻しました。
何より決定打となったのは、すとぷりメンバーの揺るぎない結束です。リーダーのななもり。さんをはじめとするメンバーたちは、莉犬くんの告白を当たり前のように包み込み、誰一人として特別扱いしたり排除したりすることなく、一人の大切な仲間・男友達として肩を組み続けました。
活動者としての居場所を奪われるどころか、グループの絆がより強固になったこの出来事は、ファンコミュニティ全体に「莉犬くんの生き様そのものを愛する」という強固なカルチャーを根付かせる契機となったのです。
【プロの結論】ジェンダーと表現者の境界線|莉犬くんが切り拓いた生き方
心理学的視点から読み解く「アイデンティティの統合」
臨床心理学において、トランスジェンダー当事者が抱える「身体の性・心の性・社会から求められる性」の不一致は、深刻な心理的ストレス(ジェンダー・ディスフォリア)を引き起こします。幼少期に家庭環境の厳しさに晒され、母娘関係のなかで期待される役割(心理的バウンダリーの侵害)に苦しんできた莉犬くんにとって、活動初期の「自分を偽る状態」は自尊心を蝕む危険な状態でした。
彼が成し遂げたカミングアウトは、単なる情報開示ではありません。自分の弱さや傷をすべて認め、ありのままの自己を社会へ提示することで、「傷ついた過去の自分」と「表現者としての自分」を統合させる極めて成熟した心理的プロセスだったと評価できます。
【プロの結論】莉犬くんの活動を応援・理解する上での判断基準
これから莉犬くんのコンテンツに触れる読者、あるいは周囲に当事者を抱える方々に向けて、エンタメジャーナリズムの視点から明確な判断基準を提示します。
- 深く共感し、応援に向いている人:「男らしさ」「女らしさ」という画一的な社会通念にとらわれず、本人の歌声や人間性、生きる姿勢そのものに価値を見出せる人。コンプレックスや過去の痛みを抱えながらも前を向こうとする姿勢に勇気をもらいたい人。
- 慎重なアップデートが必要な人:戸籍や外見の記号だけで人間の性別を二者択一で断定しようとするバイナリー思考に固執してしまう人。本人の選択(声を守るためにホルモン治療をコントロールするなど)に対して「中途半端だ」と的外れな批判をしてしまう傾向がある人は、当事者が直面する社会的・身体的リアリティについて正しい知識を得る姿勢が求められます。
【りぃぬくん 性別】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:りぃぬくんの戸籍上の性別は男性に変更されたのですか?
A1:戸籍上の性別変更を完了したという公式な発表は現時点ではありません。日本の法律上、戸籍の性別変更には一定の要件が定められており(近年法改正の議論が進んでいます)、本人がどこまで手続きを進めているかはプライベートな領域として尊重されています。実社会および活動の場においては男性として確立しています。
Q2:声優名義の「こいぬ」と「莉犬」は同一人物ですか?
A2:はい、同一人物です。声優活動の初期に「こいぬ」名義を使用していましたが、アニメや映画、ボイスドラマなどでクレジットされる際も莉犬くん本人が担当しています。近年はすとぷりの映画化作品などを含め、「莉犬」名義での露出が主流となっています。
Q3:2026年現在の体調や活動状況に問題はありませんか?
A3:全く問題なく、極めて精力的かつ順調に活動しています。すとぷりとしてのドーム・アリーナツアーや生放送配信、ソロアルバムのリリース、YouTubeでのアニメ動画投稿など、第一線のエンターテイナーとして活躍を続けており、コンディションも安定しています。
まとめ:自分らしく輝く莉犬くんの歩みから私たちが受け取るべきメッセージ
りぃぬくんの性別に関する旅路は、単なる芸能界のゴシップや好奇の対象ではなく、「人が自分らしく生きるとはどういうことか」を全身で証明する軌跡そのものです。身体の性別が女性として生まれたことへの絶望、不登校や家庭環境の苦難、そして活動者としての将来を賭けたカミングアウト。そのすべてを乗り越えて、彼は今、何百万人ものリスナーに笑顔と希望を届けています。
胸の手術を受けながらも、自分の大切な「声」を届けるために葛藤を重ねて選んだ現在の姿は、既存の枠組みに縛られない新しい時代の表現者像を示しています。男性か女性かという表面的な枠組みを超えて、一人の人間として誠実に命を削って歌い続ける莉犬くんのこれからの挑戦を、温かく見守っていきたいものです。 (出典: りぃぬくん 性別(Yahoo!ニュース))